男 〈静寂〉/《夜》・《月》
kh:19歳 身長181㎝ Image
月光のような銀髪を持ち、右の前髪は目を隠すように長め。左目は夜色、右目は瞳もそれ以外もすべて黒い。人間のそれをかたどり損ねているためであり、ひとを怖がらせないようにと普段は閉じている。
冷静で実直な性格。抑揚が最低限の落ち着いた口調で喋り、動じず、表情の変化も極度に小さい。感情に乏しいと思われがちだが、少なくとも正の情感は豊かであり、嫌みが通じないほどに素直な性分である。
六柱もとい魔だという自己認識が完全に確立しているせいか、時として恐ろしくずれた感覚をみせる。
魔としての力を生かし、幼少から喰鬼退治の職に就いてきた。動作は遅いものの安定した生命力と殲滅力を具える。
《夜》
夜を夜たらしめるもの。闇を齎すのみならず、覆う、呑む・消すといった性質をもつ。
《月》
月もとい月光。暗がりではあたかも光っているように見える。音と動の相反元素。
女 《水》・《地》
kh:19歳 身長164㎝ Image(3枚目)
艶やかな榛色の髪に、露を湛えた群青色の瞳。長い髪は腰のあたりまで伸びている。
一部分だけやけに豊満な、淑やかな容姿。
外見にふさわしく穏やかな物腰で、心根も優しい。困難や害なすものに対しては強気な姿勢で臨むといった気丈さも併せ持つ。
もっとも、そのやさしさは等しく万人に向けられようとするものではなく、究極的な有事の際には迷うことなく大切なひとりを選べるたぐいのもの。他者に申し訳なさこそ覚えるという点を除けば、存外セスタと話が合うのかもしれない。
料理は特技であり趣味。いつか自分で店を持ちたいと考えている。
最も得意としている武器はグレイブ。戦闘を生業にしていない割に護身の心得があり、ナイフや改良した日用品等も隠し持つ。
《水》・《地》 癒やしの星術
傷と病を癒やす。その傷や病が重ければ重いほど、治療完了に要する時間と消費する体力量が増える。対象は人間(魔を含む)と動物で、“治癒”の範囲も広い。
男
kh:19歳 身長176㎝ Image
亜麻色がかった金髪の持ち主。長く伸ばした後ろ髪は三つ編みにしている。
両目共に緑碧の瞳。左眼は視えるが色が濁っており、火傷の痕もある。普段は包帯で覆う。
かろやかで親しみのある雰囲気の青年。いったん気を許した者には情深く、見返りを求めずに尽くすことも。
もっとも、本来は基本的に他者に無関心。身内に害をなす者があればその排除を厭わず、手をかける事にためらいもない。
ユクシルにはとりわけて傾倒しており、親しい友人として接するかたわら、崇拝まがいの一面すら見受けられる。
基本は不器用だが、剣術においては優れた資質と技量を有する。さらに戦闘では容赦というものが一切無く、実力は相当のもの。得物は軽めの長剣。
星術が使えないため、星辰は不明。
男 《火》
kh:19歳 身長 183㎝ Image
赤みの強い橙色の髪と瞳。髪は短めで、少し垂れ目気味。
通称ウェズ。大層な本名で呼ばれるのを嫌がる。常識人で少々神経質、お人好しの世話焼き。
一度気になったものは放っておけない性分であり、結果として他人に振り回されることが多い。何かと人から慕われる人柄であることも苦労性に拍車をかけている。
武具の鍛冶を多くこなすため、また喰鬼の生態やその対応の仕方を学ぶため、故郷を離れ単身レシュアで暮らしている。ユクシル、セスタとは友人兼同僚。
手先が極めて器用。鍛冶技術、特に武具の制作に関しては天才的な腕前を持つ。
己の使用武器である銃も手製で、戦闘に適さない自身の星術を実戦で生かせる仕様。
《火》 熔熱の星術
高熱で物体を溶かす。広範囲に及ぶものではなく、むしろ範囲は狭い。しかし、代わりに熱はかなりの高温である。
男 《風》
fM:11~15歳/kh:17歳 身長 fM:143~150㎝半ば/kh:162㎝ Image
淡紅色の長い髪、薄氷に覆われたような紅色の瞳をもつ。男にしては華奢な体つき。
髪を2つに束ねて女性の装いをしていることもあり、黙っていればまず美少女だと勘違いされる。
良くも悪くも一途で苛烈な気質。そっけなく冷めた態度は、自立心の強さにいくらか起因している。
人づきあいに関しては愛想に欠けるうえ、打算抜きだと勝手がわからないという不得手ぶり。ただし性根はひねくれていない。
互いの利益のため、ヨハンとは一風変わった師弟関係にある。彼に教えを乞い、頼ることがあるのは取引が成立しているからこそ。
異常ともいえる記憶力を有する。一度覚えた情報は決して忘れない。一度見た景色は再度目の前で繰り広げられているかの如く、鮮明に思い出すことができる。
身のこなしが軽く、戦闘時には星術と共にダガーを扱う。
《風》 鎌風の星術
鎌風を発生させて任意の方向へ飛ばす。燃費は悪いが殺傷能力はすこぶる高く、その性質は戦闘に特化している。
男
fM:30代後半(外見年齢) 身長185㎝ Image(1枚目)
年齢不詳、外見は壮年の男。瞳は髪の真鍮色に金を溶いた色彩。
あらゆるものを観測し、記録することを第一とする。役目が存在意義であり、行動規範。
驚く、哀れむ、期待するなどといった反応を示してみせるが、それらは蓄積した情報をもとに下される「物事に対する評価」が表れた仕草に過ぎず、あくまで感情の類は持ち合わせない。そのはずであった。
積極的に観るべきだと判断したカノンの生きざま、その一端を観測するべく、記録を知識として授けるという援助を彼に受け入れさせた。結果、強いていうならば師匠と弟子のような間柄となる。
戦闘では術とともに、星魔石を核に据えた杖を用いる。蓄えた元素、時には殴打を以て戦う。
星術は使用するものの、その内容は多様あるいは特徴に欠け、特定には至らない。
男 《火》
fM:17歳 身長175㎝ Image
褐色の肌に、朱の髪と赤の目。一束に金属の飾りを通した前髪は無造作に分け、後ろも適当に結わえている。左腕は人のそれに見えるだけであり、皮膚で隔てられた中身は素の《火》。あえて具現化させずに隻腕状態でいる場合もある。
奔放という言葉が似合う、気儘な男。世間体や立場などのしがらみをものともせず、自身の正体にさえあまり頓着していない。
言動は総じて自分本位めいている。子供に対しては面倒見がよく、女相手には独自の礼節を遵守するのも、信条ないし欲に忠実であるからこそ。
一般的な倫理観こそ持ち合わせているが、往々にして躊躇なく己の欲望を優先させる。
魔としての力無しに異常な強さを誇り、身の丈程の戦斧を片手で扱う。その能力の高さゆえ、本気でやり合える相手になかなか恵まれないのが悩み。
《火》
純然たる火のみなもと、熱。炎を操るものが主となっている。